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無孔笛庵

指南メモ

 私自身の体験から得た,尺八(あるいは/およびその他の笛)を吹く上でのヒントや,基本的な知識を書き留めています. 尺八(笛)を吹く方の何らかの参考になれば幸いです.

 禅では,「不立文字」と言って,悟りは言葉では伝えられないと考えます. ましてや,ろくすっぽ悟ってもいない人の講釈をいくら聴いたって,悟りが得られないのは当然です. 悟りは「以心伝心」,師から弟子へ直接に伝わっていきます. 孔が無くて音が出せない「無孔笛」も,そういうことを表す禅語です.
 尺八の吹奏法も,言葉だけで伝えられないのは悟りと同じことでしょう. だから,私ごときの尺八吹きが戯言をいくら並べたって,何の足しにもならないかも知れません. かえって間違いを犯すことになってしまうかも知れません. けれども,まあ,私の自己紹介程度のつもりで,お付き合い下さい. もしかしたら,少しは何かお役に立つこともあるかも知れません.




入門の前に

様々な「尺八」

一般

尺八の取り扱い

アンブシュア

尺八を鳴らす唇の穴の形

尺八を鳴らす唇の穴の形(2)

下顎の使い方

アンブシュア確認用鏡

腹式呼吸について

姿勢

ちょうどいいピッチになる吹き方は

長管の乙音をしっかり鳴らす

乙音の音色

音色を良くする練習

ピッチ・チューナの利用

音を良く響かせるとっておきの練習法

指孔は指の腹で塞ぐという思い込み

メリ,特に大メリについて

顎メリ

メリ音からカリ音へ移る時の顎と指

ノロマな指の使い方

尺八の持ち替え

本曲

間と息継ぎ

音色の制御

その他

尺八の練習場所

もう「献奏会」では上がりません!

冬の寒い日の順番待ち

「尺八を吹かせてください」と「献笛させてください」

尺八が割れた!

本番前の食事

虚無僧の装束とその調達