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日々新・時々新

更新のお知らせと日々の戯言

アーカイブ(2021.01~2021.12)


2021.06.23

半年ぶり

半年ぶりの、そして今年になって初めての、この頁の更新です。 1年半に及ぶコロナ禍、さすがにもう疲れ切って、あまり何もする気が起こらず、半年も更新をほっておきました。 心配して下さった方もおられたようで、申し訳ありませんでした。 一応、でもまあ、何とか元気にしております。

ワクチン狂騒曲の大騒動のあげく、なんとかワクチン接種の予約をとることができて、来週月曜日には二回目の接種の予定になっています。 7月中旬までには免疫が出来る予定です。 もちろん、私一人に免疫ができたところでダメなんですが、それでもやっと普通の生活が戻ってくる兆しを感じてはいます。 コロナが明けたらあれもしようこれもしよう、と、そんなことばかり思っているところです。 ‥‥もっとも、そのうちの半分くらいは医者通いの類です(整形外科、耳鼻科、咽喉科、眼鏡店、定期健診・ガン検診、あと眼科も行かないと‥‥)。

しかし、ワクチンを接種したからって、やっと「急ごしらえの甲冑を纏った」くらいのものでしょう。 これで矢玉の飛び交う中に出ていくのはまだまだ危険です。 最近では、弓矢より鉄砲の方が増えているようです。 それも、種子島からゲベール銃、そしてミニエー銃が主流になっているみたいです。 オリンピックが終わるころには新型の機関銃ばかりになっているかも知れません。

まだまだもうしばらく(11月頃まででしょうか)、できる我慢はしつつ、充分な注意を怠らないようにしなければなりません。


2021.07.01

二回目接種

新型コロナのワクチン接種の二回目を受けました。 一回目の副反応はほとんどなくて、楽でしたが、二度目は噂通り、少々辛かったので、私の記録を書いておきます(下記)。 副反応は人によってかなり違うようですが、これから打たれる方の参考にでもなれば。 なお、あらかじめ鎮痛解熱剤アセトアミノフェン(カロナール)をかかりつけの内科で処方してもらって用意していましたが、ついに服用しないで済みました。 因みに、注射そのものはインフルエンザ・ワクチンより全然痛くなく、まったくあっけないようなものでした。 「筋肉注射は痛い」と思っていましたが、全然違います。

当日:
接種1時間後、ふらつき
2時間後、平熱+0.8度。だるくなって、夕方まで寝た
夜、熱は下がったが、替わって接種した腕に筋肉痛発症
翌日:
朝、ほぼ平熱。全身で筋肉痛が増した(しかし鎮痛剤は飲まず)
昼頃、だるくなって、寝た
午後、微熱が再び
夕方、筋肉痛はだいぶん軽くなった
夜、ウィスキー水割りを一杯飲む(^^;)
翌々日:
朝、ほぼ平熱。接種部位にわずかに痛みが残るものの、他の筋肉痛は解消
午後、平熱+0.6度程度の微熱と軽いだるさが、出ては快復、を繰り返す
夜はほぼ快調
翌々々日:
朝、まったく平熱。痛みも無い
昼頃にわずかにだるさと微々熱があるも、普段でもある程度
ほぼこれで副反応は治まった
※ 動悸、血圧の変動、心拍数の変動、など、まったくありませんでした(血圧・心拍数は1日に1回かそれ以上測っています)。
2021.07.09

非科学不合理無責任 猪突迷走 先手失敗 後手後手完敗 大迷惑

強引に突っ走ってきたオリンピックはついに無観客になる(それでも開催!)ようですが、この感染状況下、オリンピック開会式翌日に延期されている私の本番ははたしてあるのやらないのやら‥‥‥

  第20回 曠の会 奨励会
  2021年7月24日(土)
  於 観世能楽堂
  虚鈴 百錢会
は、無事終了しました。

2021.09.13

来週はもう、秋のお彼岸です

さっぱり頁の更新をさぼっています。 これも「コロナ禍のストレス」のせいでしょうね。 さすがに、もういい加減疲れてきました。 でも、もうしばらくは辛抱辛抱‥‥

来週はもう、秋のお彼岸です。 彼岸は、昼の長い春夏と夜の長い秋冬の境目で、此岸(現世)と彼岸(涅槃、来世、極楽浄土)とが一番近くなる時だと言われます。 だから、彼岸会法要が行われ、お墓参りをし、春は牡丹餅(ぼたもち)/秋は御萩(おはぎ)をお墓や仏壇に供えてお祀りします。

ところで、彼岸や、夜と朝の境目のカワタレや黄昏、そういうどっちつかずのところには「魔」が忍び込んでくるとも言われます。 坐禅道場でカワタレや黄昏を坐禅して過ごしすのも、魔が入り込まないようにするためだ、と教えられました。 彼岸会の法要は魔除けでもあり、ボタモチ/オハギの赤い小豆も魔除けです。 季節の変わり目に体調を崩す、というのは「魔」の仕業かも知れませんね。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、このところの気候の不順こそ治まってもらいたいものです。 気候不順のせいか、私はここ数日、クシャミが出て困っています(クシャミはコロナの症状ではないようです ^^;)

私は今年も(コロナが治まるまでは)、墓参りも諦めます。 自宅の仏壇に御萩を供えて、尺八とお経の一つか二つで許してもらおうと思います。

そういえば、彼岸の入りの翌日、9月21日は、仲秋の名月です。 天気予報では関東も東海も相変わらずの気候不順のようですが、予報が外れて名月が愛でられるといいですね。


2021.12.26

2021 国際尺八コンクール in 田辺

すっかりこのページの更新もしないままでしたが、「2021 国際尺八コンクール in 田辺」というものに応募しました。 予選を通過して、ファイナリストに選ばれましたが、本選会では見事に敗退しました。 このあたりのことを、別にまとめました。

→ コロナコンクールコムソウコキ ~2021 国際尺八コンクール in 田辺 顛末記~
2021.12.27

フルート・ケーナ・尺八そして虚無僧

コロナ禍で中止になった昨年の横浜・本覚寺での献奏会ですが、西向寺奉賛会がそれにあわせて発行を予定していた冊子「東海道神奈川宿 虚無僧寺西向寺」は今年にずれ込みましたが、発行されました。 その中に書いた私の文を、下記に掲載しました。

→ フルート・ケーナ・尺八そして虚無僧 (pdf)
2021.12.31

百八曲‥‥の半分の54曲

コロナ前は毎年、一年の最後は新宿・法身寺の「大晦日百八曲献奏修行会」で締めくくってきました。 それが出来なくなって、去年は自宅の仏壇で一人で108曲の献奏をしました。 今年もやろうと思いましたが、半分の54曲しか吹けませんでした。 しかも全部1尺8寸管にしました。 ただ、途中から思いついて、頂いた喪中葉書や会葬礼状を仏壇の前に並べて吹かせていただきました。

1 普大寺 調子
2 普大寺 虚鈴
3 普大寺 調子
4 普大寺 虚空
5 普大寺 調子
6 普大寺 霧海じ
7 普大寺 調子
(休憩)
8 普大寺 調子
9 瀧源寺 瀧落
10 神如道 大和楽
11 普大寺 調子
12 一朝軒 盤渉
13 一朝軒 薩慈
(休憩)
14 一朝軒 薩慈
15 一朝軒 阿字観
16 一朝軒 吾妻の曲
17 明暗寺 紫鈴法
18 神如道 大和楽
19 神如道 無住心曲
(休憩)
20 根笹派 調
21 根笹派 下り葉
22 根笹派 調
23 根笹派 三谷清覧
24 根笹派 調
25 根笹派 流し鈴慕
(休憩)
26 虚無僧作法 呼び竹
27 虚無僧作法 受け竹
28 根笹派 松風
29 根笹派 調
30 根笹派 通り
31 根笹派 門付け
32 根笹派 鉢返し
33 根笹派 調(裏調子)
34 根笹派 下り葉(裏調子)
35 根笹派 調
36 根笹派 虚空
(休憩)
37 神如道 大和楽
38 松巌軒 鈴慕
39 神如道 大和楽
40 布袋軒 三谷
41 虚無僧作法 呼び竹
42 虚無僧作法 受け竹
43 布袋軒 鈴慕
(休憩)
44 普大寺 調子
45 虚無僧作法 呼び竹
46 虚無僧作法 受け竹
47 布袋軒 鈴慕
48 普大寺 調子
49 神如道 大和楽
50 蓮芳軒・喜染軒 鶴の巣籠
51 一朝軒 吾妻の曲
52 虚無僧作法 呼び竹
53 虚無僧作法 受け竹
54 普大寺 調子

今年もコロナ禍の一年でしたが、早くこの疫病が治まりますように、心から祈願します。


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